湿布法ってご存知ですが?
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こんなふうに紙の上から液体洗剤をかけて、長時間、汚れを液体洗剤漬けにして、がんこな汚れを綺麗サッパリ落とす掃除法を、湿布法と言うそうです。以下、やり方を紹介します。
用意するもの
お風呂のカビ落としに限って言うなら、ティッシュペーパーではなく、キッチンペーパーのようなある程度厚みのあるもののほうがいいです。
ティッシュペーパーでは、乾いたあとの紙がバラバラになって後始末が大変になることがありますが、キッチンペーパーくらいの厚みがあると、バラバラになることなく乾燥して壁から落ちた紙を拾ってゴミ箱に入れるだけなので楽ちんです。
今回は漂白剤、ハイターとかブリーチとかの商品名で売られている「次亜塩素酸ナトリウム」が主成分の「まぜるな危険」の塩素系のアレを使用します。お安いし強力ですから。
やり方
スプレーボトルタイプの漂白剤をお持ちの方は、汚れの上にキッチペーパーを固定して、ビショビショになって壁に張り付くまでかけて下さい。
今回は、そんなものが手持ちになかってので、少量づつ漂白剤の容器のフタに入れてぶっかけました。
注意点
「次亜塩素酸ナトリウム」は毒物です。お風呂での作業時には換気に注意の上、肌の弱い方は手袋を使用する等、充分な準備が必要です。また、製品の注意書きにもあるように他の洗剤と絶対に混ぜたりしないで下さい。
漂白剤を霧吹きにつめて噴射するのはメーカーさんが NG を出しているのでやめましょう。
これら注意点を守った上で、自己責任でお願いします。
効果のほどは
湿布法実施前
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これが、湿布法実施前、Web に載せていい写真とも思えませんが、恥ずかしながら我が家のバスルームはこんな状況でした。
湿布法実施中
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こっちが最初にお見せした。実施中の我が家のバスルームの壁に湿布を貼っている状況です。
湿布法終了
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貼ってしばらくたつと、漂白剤が乾いて湿布はがれてきます。(今回は4、5時間ほっぽときました)
結果
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湿布をはがすと、これこのとおり、カビはあとかたもありません。綺麗サッパリ漂白ずみです。
最後に
すべての湿布(キッチンペーパー)を取り除いたあとに、壁にシャワーで水をかけて残った漂白剤を洗い流します。
これをやらないとお風呂に入ったときに漂白剤のニオイがしてお風呂でゆっくりできません。また、このまま別の洗剤で風呂の掃除をしてしまうと、大変危険な「塩素ガス」が発生する恐れがあります。
強力な漂白剤を使用するせいか、他の洗剤よりも大分落ちがいいと思います。泡状のカビキラーや他の洗剤でもイマイチ綺麗にならないって、お思いの方は是非一度お試しあれ。
※ 注意
台所用漂白剤は、使用法によっては大変危険な薬剤です。使用上の注意をお守りの上、自己責任での実施をお願いいたします。まれに風呂の壁が変色しちゃう場合もあるそうです。
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